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第1回 目の病気セミナー「白内障と白内障手術について」開催のご報告

3月1日(金)、当院の検査室にて「白内障と白内障手術について」をテーマに第1回 目の病気セミナーを開催いたしました。

ご多忙の中お越しいただいた皆様には、ご来院いただきありがとうございました。

今回は、白内障や白内障手術について初めて聞く方でも分かるように、患者さまやそのご家族様に向けた内容でお話させていただきました。普段は、白内障と診断された患者様に手術前にご説明させていただいている内容をご説明しました。

第1部は、目の構造、白内障という病気について、白内障手術、眼内レンズの種類や特性についてお話しさせていただきました。
その中で、手術の際に目に挿入する「眼内レンズ」と挿入するための「インジェクター」を皆さまのお手元にお配りしてご覧いただきました。
手術の際には眼に挿入するために見ることは出来ない、眼内レンズの大きさや感触を実際に手に取ってご確認いただき「予想以上に小さかった」や「柔らかくて驚いた」などのご感想をいただきました。

第2部は、皆さまからのご質問やご相談などをお伺いし、お答えさせていただきました。個別に検査や診察をしていないので、一般的な内容でのご説明になってしまったところもありますが、ご質問いただいた方が知りたい箇所をより詳しくご説明することに力を入れました。皆さまそれぞれに、症状やお悩みは違っており、予定していたお時間が短く駆け足になってしまい申し訳ありませんでした。

白内障という病気は、80代以上になればほぼすべての方が発症しているといわれています。、近年はテレビや雑誌に取り上げられることも多く、目の病気としてはとても有名になってきました。
病気というのは診断されてから、初めて相談したり調べたりする方が多いですが、白内障については診断される前からご存じの方が多い印象です。日頃から診察をしていても、白内障があることをお伝えすると、「やっぱりそうですか」「そんな気がしていました」というご感想が多いです。

今回のセミナーでは、「白内障とは」という初めの段階から、その症状や注意すべき症状など、いざ手術を検討する段階で考える「見え方や眼内レンズ」についてなど、発症から治療までの一連をご説明しました。
ご自身が白内障の方、ご家族に症状がある方など、ご参加いただいた方々の少しでもお役に立てれば幸いと考えております。

“病気になってから病気のことを学ぶ”というのが当たり前の流れだと思います。しかしながら、少しでも知識があることで検診を受けたり、症状に気づいて病院に足を運んでいただければ、早期発見につながり、治療の幅も広がり重症化も防げます。
これからも、皆さまの目の健康を守るとともに、是非知っておいていただきたい情報を発信していきたいと考えています。
「第2回 目のセミナー」の開催も決定次第ご案内させていただきます。皆様のご参加をお待ちしております。

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